住まいづくりの流れ

(1)土地さがし

まずは土地探しからスタートします。
ハウスメーカーから土地の紹介もあれば、自分で歩いて土地を探したり、不動産で相談してみたり。土地を探す必要があります。
土地探しの時に、家を建てる場所の地質や地盤の状態まで考える必要があります。

(2)配置

配置は新築に関する打ち合わせの中でもとても重要な部分です。
そもそも「配置」とは、土地に対しての新築建物の配置、位置のことです。
駐車場の位置、太陽の向き、近隣との兼ね合い、庭の活用などを加味して配置を決めていきます。

(3)間取り決め

周囲の環境や地面の広さ、方角等を加えた図面に描き、入念な打ち合わせをして、間取りを決めます。
設備、建材の詳細(色や素材など)や、室内ドアの位置、造り付けの家具の有無などを決めます。
その後、付帯工事費や諸費用の最終見積もりをご用意します。

(4)地鎮祭

着工前に地鎮祭を行います。
(地鎮祭:土地に住んでいる神様を祝い鎮め、土地を利用させてもらう許可を得ること。工事の安全と家の繁栄を祈願すること。)

(5)地盤調査

基礎工事前に地盤がゆるいかどうかの確認をします。
地盤調査は建物の配置、特に建物の外周面に沿って穴を掘って調査をします。
弱い地盤に建つ住宅に適切な補強を行なわないと、時間の経過とともに建物の重みに地盤が耐えられなくなり、家が傾いたり、沈下する事があります。また地震によって倒壊につながる可能性もあります。 適切な補強を行うには地盤調査が必要になります。

(6)基礎工事

敷地図・配置図通りに位置や高さ、水平などが決定され、地盤の掘削が開始されます。 その後、砕石・転圧をし、捨てコンと防湿シートが敷かれます。 さらに配筋・コンクリート打ち込み・型枠工事を行い、必要な養生期間を経て基礎工事は完成です。

(7)土台敷き

基礎工事の完了後、土台敷きとは、基礎コンクリートの上に土台や大引を設置していく作業です。
基礎も大事な工程ですが、土台敷きは住宅の骨組みとなる大変大事な工程です。

(8)上棟

基礎の上に柱をたてていき、1階から順番に進めていきます。
他の作業員の皆様と連携して、チームワークよく作業します。
2階部分は、先に床を施工してから作業を行い、 レッカー車の使用により、昔よりも短時間で作業できます。

(9)中間検査

上棟の完了後、ここで、第三者機関の検査員による「中間検査」が実施されます。
補強金具の位置や状況を図面を見ながらチェックし、細かいところも厳格に検査が行われます。

(10)内部・外部工事

中間検査終了後、外壁やフローリング、お風呂やキッチンなどの工事を行います。
断熱工事や電気配線、給排水の工事もここで行います。

(11)仕上げ

見た目の部分の工事を行います。
クロスを貼ったり、照明器具などの取り付けを行います。
工事終了後、クリーニングを行います。

(12)竣工検査

仕様書や図面通りに建築されているか、施工ミスがないかといったことをチェックします。

(13)引き渡し

竣工検査で問題が無ければ、お客様に鍵を渡して引き渡し完了となります。